【NY発】これが「家庭内パンデミック」の全記録だ
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あまりにもリアルで、他人事とはまったく思えず、話を聞いていて苦しかった。
ニューヨーク在住のクリエイターで、新型コロナに罹患したと思われる、クリエイターの清水幹太さんを取材しました。自分、妻、子ども（3人）へと、続々と家族内感染していく様子や、呼吸が苦しくなっても「家で頑張るしかない」という描写は、これから緊急事態宣言下に入るすべての日本人にぜひ読んでいただきたいものです。
清水さんは詳細な記録をつけて、それをNoteのブログにも書いています。その理由は、家族がコロナに罹患したときに、本当にどれくらい危険なのか、症状はどう推移するのか、手がかりが日本語／英語でも殆どなかったからだといいます。
本日より3日間、コロナ渦に放り込まれた本人や家族をめぐるストーリーを、NewsPicksはお届けします。ぜひご一読ください。ご回復されつつあるようでよかったです。ニュースではどうしても、センセーショナルな絵として人工呼吸器に繋がれた人ばかり出てしまいますが、重症化手前の人の症状やその経緯というのは、たしかにあまり情報がありません。書いていただき、ありがとうございます。
NY州知事の弟でCNNキャスターのクリス・クオモ氏が現在自宅療養中ですが、その闘病の様子が実は「感染者の大多数」の様子であり、つまり「死ぬわけじゃない」人の状況がメディアに出るのは情報としてはよいことだと思っています。新型コロナウイルスの闘病体験記をnoteで公開されたニューヨーク在住のクリエイターの清水幹太さん。
症例はそれぞれ異なり、みんな同じ訳ではありません。でも、実際どんな症状の経過をたどるのか。体験記を読んで追体験し、ご自身が感染した時を想像しておくのは、日本で「緊急事態宣言」が出され、感染が身近になってしまった今だからこそ意義あることではないでしょうか。
ご自身が感染・治療のプロセスの情報がなく困られたことから、闘病中から詳細にメモをとり続けられ、それを共有する清水さんの姿勢に尊敬の念を感じます。
