緊急経済対策 事業規模は総額108兆円程度 安倍首相 方針固める

コメント

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2020年04月06日

  事業規模だけで見れば、私が以前から提言してきた110兆円に近いのですが、この記事では肝心な真水の規模がわかりませんので、評価に苦しみます。
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2020年04月06日

  G20がテレビ会議で5兆ドル（約550兆円）の投入を新型コロナウィルス対策として打ち出して、米国は既にGDPの約2割に当たる2兆ドル規模の経済対策を決めています。そういう意味でGDPの20%に当たる総額108兆円というのは"アドバルーン”として分かり易い数字ではありますが、平時にばら撒き策を進めた結果、日本政府の借金は、GDP比で見て先進国最悪どころか、比較可能な180か国ほどの中で最悪です。
  政府の過去の赤字を民間が過去の貯蓄が埋めているので赤字国債を発行して緊急対策を打つ余地はありますが、税金で集めたカネでなく、借金で集めたカネを政府が使えば、いずれ必ず、じわじわと増税が押し寄せます。米国の2兆ドルは、日本では対策と見做されない緊急融資を含みます。金額ありきでばら撒かず、何を目的に何に幾ら使うのか、きちんと検討して金額を決めて欲しいと念じます。
• 崔 真淑

  エコノミスト『投資一年目のための経済・政治ニュースが面白いほどわかる本』発売！ Good News and Companies 代表取締役

  ・2020年04月06日

  真水しだいではありますが100兆円超えという数字に、明日のマーケットは空売り勢の巻き戻しラッシュの予感。ただし、ワクチンができるまでは、ピークアウトしてもここまででなくても自粛要請は続き、経済が長期で冴えないことも考えられます。