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小惑星「1998 OR2」が4月29日、地球に最接近する

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注目のコメント

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    この件に関しては全くリスクはありません。トップ画像が無用に恐怖を煽るような描写になっていていただけません。

    小惑星の衝突回避については、NASAで「予行演習」が行われています。
    https://cneos.jpl.nasa.gov/pd/cs/

    もっとも大事なのは早期発見です。衝突までに数年の時間があれば、小惑星の軌道速度を秒速1センチ(時速0.0036 km)程度変えるだけで衝突を回避できます。その方法も様々なものが研究されています。ですから大切なのは、地球近傍小惑星の自動発見システムなど「監視」にしっかり予算をつぎ込むこと。

    小惑星の地球近傍通過は科学的に貴重な機会です。わざわざこちらから行かなくても、向こうからきてくれるのですから。地上の様々な観測機器を用いて観測が行われます。例えばNASAのDeep Space Networkと呼ばれる惑星探査機との交信のためのアンテナをレーダーとして用い、小惑星に電波を照射して、3次元モデルを作ったりします。


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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    地球接近小惑星(Near-Earth object)の数は現時点で2万天体以上捕捉されていて、そのうちの約9%がPHA(Potentially Hazardous Asteroid)とされている。PHAは距離と等級(天体の明るさ)で定義されている。等級を大きさにざっくり換算すると大きさが100メートル以上あって、地球からの距離が750万キロメートルより近い天体がPHAと言うことになる。今回の「1998 OR2」は明らかにPHAの一つ。ちなみに、このような天体の地球衝突問題に関する活動をプラネタリーディフェンスとかスペースガードと言います(※)。

    【※ 参考文献】http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/2017_110_02/110_85.pdf


  • NASA Jet Propulsion Laboratory Systems Engineer

    この小惑星に関しては、軌道も最接近距離もわかっているので怖いところはありません。というか現在JPLのデータベースにカタログされている小惑星はすべて、今後188年間は地球に衝突しないという分析結果が出ています。

    怖いのは、昨年7月にニアミスした「2019 OK」のように、直前まで存在すら知られてないやつですね。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
    https://note.com/takutoishimatsu/n/ncdb0c01b7f53

    直径1km以上のNEOの90%はNASAが追跡できていますが、直径100m級となると3分の1も把握できてません。現在は直径140m以上のNEOの90%をリストアップすることを目指しています。

    わかっている範囲で一番怖いのは2029年4月13日(金)に接近する『アポフィス』ですかねー。地球から約30,000kmのところまで接近することがわかっています。が、静止軌道の内側を通過する巨大小惑星とて、切っ先を見切っていれば怖くないわけです(震え声)


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