苦手意識がある人が、財務や仕事の数字を面白く学ぶにはどんな方法があるか
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数字自体に興味を抱けない人は結構多いと思う…。数字だけを見ると、無機質なもので、企業の中では、計数、KPIなど目標値として求められることが多いため、数字=高い目標を求められ、"数字"に追われる…という先行意識が頭に過ぎるからだと思う。だからと言って、遠避ける訳にはいかない実情がある。数字は、第三者と共有し易く、極めて分かりやすい特徴を持つ。但し、数字は、インパクトがある分、"一人歩き"するとタチが悪い…。昔、私も痛い目に遭いました…。数字自体には、ある条件下で、ある時点の状態を示すことの意味合いしかない。大事なのは、数字から読み取れる"文脈"を理解し、この後の起こり得ることを予測し、意思決定に繋げることだと思う。その"文脈"を自身の言葉で説明できるようになると、数字で物語り(STORY)を作れるはずだ。そこまで対応して、はじめて数字の意味合いが高まると思う。私の組織では、英語よりも、数字は、"Universal Language"と言われている…。数字で語れるように、慣れていこう。間違いなく、一生もののスキルになるので…。
余談だが…、2010年頃までアメリカで放映されていたドラマ、『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』は、数字嫌いな人が見ても面白いドラマだと思う。数字の見方が変わるかも…。外出できない機会に見て貰いたい。オススメです。キャッシュフロー経営は大切。
また、日々、中小企業の税務監査、財務、会計に関与し社長や事業主の生の声を聞いている立場で話すと、理由を数字によって定量的に説明しようとすることを社長と共に考えることが大切と思います。
数字がないと個人の感覚での話になり、客観性がありませんからね。
また、個人的に大切だと思うのは、
『好奇心』『体力』『傾聴』です。
人のことを好きになる感覚と似ていると思います。財務諸表への苦手意識がある人って、下記の4つの区別が感覚的に理解出来てないんですよね、おそらく。
・会計
・財務
・経理
・簿記
そして、更に惑わすのが会計の種類で、
・制度会計
・財務会計
・企業会計
・公会計
・管理会計
・税務会計
とかがありますからね。
まずは数字そのものの理解の仕方ではなく、上記の4つの区分を理解して、更にその中で学ぶべき会計の種類がどれで、それはどんな理由で作成されている数値なのか、ということを学ぶと良いと思うのです。
元経理担当としてはそう思います。