3月の米就業者11年ぶり大幅減 コロナ響き、失業率も悪化
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注目のコメント
雇用統計、予想ー10万人に対して、-70万1000人。
マイナスとなるのは2010年9月以来のはず、またリーマンショックのピークの2009年1月前後は80万人くらいだったと思うが、そこに迫る水準だと思う。
発表から約10分時点で、10年債利回りは発表前後で0.59%ほどであまり動いていない。ドル円は一瞬0.5円くらいの値幅で乱高下したが、108.3円前後であまり変わっていない。ダウ先物は発表前-300ドルで発表後は-200ドルと少し戻した、日経平均先物もー100円ほどで変わらず。
まぁ悪いと分かっている中で、予想も結果もあまり見ていない。実際にマーケットが開いてもどう動くか分からないような状態。
https://jp.investing.com/economic-calendar/nonfarm-payrolls-227昼間にお伝えしましたが、株式市場は悪い経済指標で大きく乱高下するようにはならないです。
株式市場が見ているのはコロナですから、コロナ情報は市場感応度が高いです。経済指標で市場が反応しないというのは今がコロナという有事だからです。
従いまして、予想通り、株式市場はその後雇用統計よりもニューヨーク州のコロナウイルス感染者数が10万人を超えるというニュースに反応し一時500ポイント安まで下落し、その後は週末前のショートカバーで350ポイント台安まで戻す展開となりました。
やはり株式市場はコロナ一色であることを証明したような相場でした。以前から私のコメントをお読みの方は耳にタコが出来そうですけど、前々から申し上げてますようにベアマーケットです。まだ買ってはいけません。まあ悪い数字ではありますが、市場の反応は今のところ冷静ですね。
悪すぎた新規失業保険申請件数により、マーケットには悪い指標に対する免疫がかなり出来ているようです。