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テクノロジーの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート
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国内大手通信会社のソフトバンクを中心に、Yahoo!・LINEなどを展開するZホールディングスなどを子会社に持つ。持分法適用会社には中国ECサイト最大手のアリババなどがある。
業種
プライベート・エクイティ
時価総額
13.2 兆円
業績
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ドット・コムバブルの頂点では人々もメディアも持ち上げ、崩壊すると目の敵にする、そうした類の事は古今東西繰り返されてきた。それにほとほと嫌気して二度と人前に現れなくなったビリオネアーも個人的に知ってもいる。
まあ、それが人類の自然な精神性と言えばそれまでなのだろう。
失敗の分析もそれなりに有用ではある。ただし挑む者、切り拓く者への敬意は、常に忘れずにいたいものだ。
実は、私は日本メディアとしては、初めてこの創業者をインタビューしたことがあります。https://newspicks.com/news/2188942/
OneWebの前には、O2B(other 2 billion=忘れられた20億人)のためにインターネットを提供する起業家として、みずからアフリカにインターネット回線を敷設するため、穴までほっていた人物です。
そのためミニ人工衛星による、宇宙の通信ネットワークも、とても注目されていました。ただ一点、スペースXという宇宙を「手の届く距離」にしてしまった競合と、ガチンコでぶつかってしまったことは決定的だったのでしょう。
本来なら追加2000億円の融資の話がすすんでいたというだけに、景気のめぐりあわせで、退場せざるをえなかったことを個人的には残念におもいます。ぜひご一読ください。
しかしコロナウイルスが宇宙ベンチャーバブルの終焉になるというのはかなりあり得るシナリオだよなあ。まあいづれ弾けるバブルだったとは思うけど、もうちょっと長く続いたら軌道に乗っただろう会社が多かったろうから残念。
まあでも、不況はビジネスのPT境界みたいなもので、これを生き抜いたところが次の時代の主役になる。ITバブルでもそうだったけど、結局生き抜くのは技術的に地に足がついてるところ。打ち上げサービスの勝者はSpaceXとRocketLabで確定か?
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【追記】以下、僕がコロナ前に書いたコメントです。もちろんコロナを予見してたわけじゃないですし、預言者ぶるつもりもありませんが、事後的に「宇宙バブル」なんて言ってるわけじゃないぞ、ということで。
https://newspicks.com/news/3837977?ref=user_198783
https://newspicks.com/news/4464334?ref=user_198783
https://newspicks.com/news/3277765?ref=user_198783
https://newspicks.com/news/3229752?ref=user_198783
実はこの会社、つい最近まで数多の宇宙ベンチャーの中でも「リーダー格」とされてきました。その潮目が変わるきっかけを作ったのは他でもない、イーロン・マスク氏です。
連載「週刊ソフトバンク」2回めの今回はOneWebにスポットライトを当て、「宇宙ベンチャー」を取り巻く環境についてお伝えします。ぜひご一読ください。
どうしても孫さんの話になると良くも悪くもタイトルも扇情的になってしまいますね。SVFはすでに80社に出資しているポートフォリオですからうまくいくのもあれば行かないものもあります。他のVCと比べると投資金額が大きいので目が行きますがファンド総額から考えると大きいものではないです。金額が大きいからと言ってSVFの担当者が増える訳ではないので打率が大きく変わるものではないでしょう。今後は投資をより絞り、既存投資対象にはよりhands onでのサポートを強めていくと思います。その過程で半数以上の株式を取得したり、経営陣を送り込んだりすることもあり、より低い価格で群戦略を遂行できるチャンスとも考えているのではないでしょうか。
それに伴ってソフトバンクグループそのもの業績への影響、そして万が一が起こった時のみずほを中心とした金融機関への影響が心配だ。「ソフトバンクショック」とも呼べるものが出てこないと良いが。
ただ、衛星ビジネスでどのような収益性を考えていたのか、が気になります。アイデアや情熱だけではビジネスはできない。衛星を軌道に乗せるためのコストまでは視野に入れていなかったのではないでしょうか。ロケットから衛星ビジネスに参入したスペースXとの差が出ました。
個人的に失敗の根幹にあるのは孫さんのコンプレックスなんだろうなと思います。数年前に郡戦略という話をプレゼンしてましたけど、あれもソフトバンクが300年生き残るためにはどうすればいいのかって話で、孫さんはあくまでも勝つとか成し遂げるとかそういうことじゃなくて、生き残りたいんですよね。元々幼少期の頃とかの話を見てるとその当たりに根っこがあるんだろうなという気がします。
今回のも含め、郡戦略自体が各業界のナンバーワンを資金で意図的に作り出すというもの。でも、ちゃんと事業をやれば、お金があってもそれが直接勝ち続ける要因にならないのはわかるはずなんですよね。
孫さんの周りには、孫さんに勝たせてほしい人はいても、孫さんを勝たせたいという人はいないのかもしれない。