年金、新年度「実質目減り」 介護保険料は大幅増も
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マクロ経済スライドですね。
現状が過剰給付なのであり、現役世代としてはもっと大胆に調整していただくことを希望します。
以前、財務官僚の方と年金制度の持続性について話していた際、「マクロ経済スライドが導入されたので年金制度の問題は既に解決されている」と答えられたことがあります。
ただ、現役世代は減少する一途なのに、名目下限が設定されていて給付額は前年の名目額を堅持し、ましてやデフレ時には調整が発生しないという下方硬直的な制度を運用したところで、世代間格差の是正や年金制度の持続性が担保されているとは私にはどうしても思えません。
これは私が何かを根本的に見落としているのか。いまだに理解できない点です。
マクロ経済スライドってなに?
https://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/finance/popup1.html年金、新年度実質目減りって、マクロ経済スライドの仕組みをつくった2004年改正から決まってたことじゃないですか。。。
むしろ物価/賃金が上がらないことを理由にたびたび棚上げになってただけで。
一方で、厚生年金の保険料率は無事に18.3%まで引き上がってると。
社会保険料率がじわじわじわじわ上がってるせいで、多少名目賃金が上がったところで、手取賃金は全く増えないかもはや減少します。
介護保険料も今の制度のまま、支出増に合わせて引き上げていったらきりがないので、支給水準や対象者の抜本的な絞り込みが必要です。
消費税もあがり、年金保険料率もあがり(現制度ではもうあがらないはずではありますが)、医療保険料率もあがり、介護保険料率(まだ払う年齢ではないですが)まであがったら、もう目も当てられません目前の新型コロナに集中している間に、ミサイルは飛ぶし、実質的な国民負担の増加がヒタヒタと迫ってきている。わかっていたはずのことだけれど、世界の経済状況が一定程度堅調であることとオリンピックを見込んでの今だったけれど、今は厳しい。まるでローンを組んだ後に思わぬ出費に迫られて、耐えられるはずのローンの返済が倍掛けパンチでくるのと同じ。保険料負担は企業にも重いし、3月と4月の違いも想定しておかないと辛い。