核融合エネルギーが、気候危機から地球を救う
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昨年末に出たWiredの記事がオンラインでも出たんですね。
核融合は人類の希望です。無論、ITER計画の主導者としてのポジショントークではありますが、この人類史上初の試みはエネルギー問題解決だけでなく、人類が共通課題に立ち向かえる事を実証する取り組みでもあります。
技術的には核融合自体は既に実証されており、ここから先はインダストリアルスケールを示せるかにかかっています。
世界プロジェクトであるITER以外に、スタートアップが出てきた事は、まさに核融合エネルギー実用化への現実性が高まってきた事の証でもあります。全力でスタートアップの方々を応援します。
私としてはITER計画よりも先にスタートアップが核融合エネルギーを実現するならば素晴らしいと思います。人類の課題解決が早期に実現できる事は喜ばしい事です。
その上で、現段階で最もこれまでの研究者が技術者が政治家が多くの人々が関わってきたITER計画こそが本命だと思っていますので、我々は必ず確実に成し遂げねばならないと思っています。
中国は国家戦略として集中投資をし、また米国も昨年後半〜今年前半にかけての政策面のシフトがありスタートアップだけに限らず政府としての核融合への取り組みを再強化してきております。
今日明日とは言えませんが、2020年代に一つの結論が見える所までやってきました。
