人工呼吸器を一気に月産1万台へ引き上げる旭化成、6年前の米社買収が生きた！

コメント

注目のコメント

• 西村 依希子

  オープンハウスグループ・日本ブロックチェーン協会 エバンジェリスト/アドバイザー

  ・2020年03月28日

  2012年旭化成がに5ヵ年計画で医療分野の新規事業計画を立ち上げていた中で、救命救急分野として、ゾール社を買収していて、そのゾール社が6年前に人工呼吸器メーカーのインパクト社を買収していたとのこと。大震災のときといい、もしものときにつよい旭化成のイメージになりつつある。
• 荒川 和久

  独身研究家／コラムニスト

  ・2020年03月29日

  見せましょう！日本の底力。
  助けましょう！一人でも多く。
  トランプ大統領がGMに人工呼吸器の製造を命令したらしいけど、クオリティも生産量も旭化成の方が上です。
  頑張って下さい！
• 中村 聰

  プロダクトデザイン MONOCOQ 代表

  ・2020年03月29日

  とても喜ばしいニュースですが、不安も。いきなり生産量を数倍増させることは、サプライチェーンマネジメントと品質管理に非常に高いストレスを掛けることになります。材料手配、製造、組立、検査の全工程のボリュームアップに旭化成がどうやって対応するのか興味があります。
  
  また、全ての企業が旭化成のようにはできません。知り合いの医療用検体輸送バッグを生産している中小企業は、2月だけで昨年の生産量の約4倍の受注があり、現場は生産に追われています。PCR検査の検体を検査機関へ輸送するバッグなので品質重視。設備的にも品質管理上の理由からも、おいそれと大量生産はできません。もちろん製造業の現場はリモートワークもできません。管理された製造ラインとマンパワーが全てです。マスクも医療用手袋も、その他の医療機器も同様の状況と思います。
  
  医療機器・資材・消耗品は特に品質が命なので、通常の生産体制を維持管理するだけでも大変です。そして自動車産業と同じく、ノウハウを持つ多くの中小企業が生産に直接携わっています。まさに今、医療機関連の中小企業に対して政府が早く深く援助しなければ、自動車産業以上に社会崩壊を起こす原因となる可能性があります。