地方都市で独自の進化を遂げる日本のイノベーションエコシステム、その全貌を解き明かす
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大企業によるCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)が急激に増え(※)、ベンチャー投資が一大ブームになっている日本。豊富な資金の流れを背景に、大企業・ベンチャー・自治体・大学などとの連携によるイノベーションエコシステムが急速に発達している。その中心は、首都・東京であることに間違いはないが、実は地方都市でも独自のエコシステムが構築されつつある。その中で、多彩なアイデア、プロダクト、技術、人材を取り込みたいとの考えから、国内だけではなく、海外企業との協業を模索するエコシステムも増えてきている。今回、海外との協業の可能性が高いエリアとして取り上げるのは、地域(自治体)と企業による連携が特に活発な「福岡」「大阪」「名古屋」「神戸」「仙台」だ。ではさっそく、各地域の特色を見ていこう。