『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、 “新型コロナウィルス”についてTIME誌に緊急寄稿!
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こんな状況下でも人間は信頼と協力を築けるか?資本主義社会の中で人類が進化できるかが問われているのかもしませんね。AIが発展しても愛がない時代では生き残れないのだと思います。
以下引用:
「決定的な戦いは人類そのものの中で起こる。もしこの感染症の大流行が人間の間の不和と不信を募らせるなら、それはこのウイルスにとって最大の勝利となるだろう」
注目のコメント
皆さんが絶賛するからあえて逆張りの話をすると、ここで言われているグローバルな協力や団結は否定しないが、とはいえ歴史上繰り返されてきたのは、50年前同様トイレットペーパーを買い占める群衆であり、14世紀ペスト流行時にユダヤ人虐殺が起きたように、現代でも殺人こそしないが、コロナ感染者差別と排除は起きている。
勘違いしている人多いが、人類を一番殺しているのは戦争でも災害でもなく病気である。今後も未知のウイルスは生まれ続けるだろう。そして、どんなに医療が進んだところで、そのたびに、過去の疫病発生時に起きたパニックは過去のコピペのように間違いなく発生する。
自然を支配しようとしても無謀であるように、今後未知のウイルスを発生させてないことなんてできやしない。同様に、絶望的なほど、何か突発的な危機が起きた時に人間がすべて信頼・協力し合い、一致団結するなんてことも不可能なのである。
定期的に表れる未知のウイルスとは、そういうなんでも支配・勝利できると考える人間の傲慢への気付きではないのか?人類史を研究するハラリだから言える。
隔離では戦えない。鉄道も飛行機もなかった時代にペストも天然痘も人類を殺戮した。真の安全は科学的情報共有とグローバルな団結で達成される。たった一つの地域でも脅威的なウィルスが生じた場合、その時点で全人類が危機にさらされる。
「病原体に対して人間が持っている最善の防衛手段が隔離ではなく情報である」