NY株、一時2万ドル回復 米経済対策法成立に期待
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日本時間2245時点でダウ+6.27%、S&P+5.42%、NASDAQ+5.00%。
先物でも上がっていたが、現物が寄り付いて+1000ドルi以上の上昇。日経平均は今日+1200円だったが、先物でも+600円(配当落ちを考えると+800円相当)の上昇。
昨日FRBの無限緩和が発表されてもマイナス、今日は下記MarketWatch記事によるとワシントンポストで報道された先日否決されたコロナ景気対策への期待。でも否決される前でもこれで上がっていなかったし、昨日無限緩和でも上がっていなかったし…
当日反応せず後日反応することもあれば、逆に反応がダマシということもあるが…ここで買った人が「あそこで買っておいてよかった」となるか、戻りで売って「あそこで逃げておいてよかった」となるか、そういう相場のフェーズ。
https://on.mktw.net/3ahS2ex米国株式市場はトランプ大統領府景気刺激策が議会を通ることを見越して、昨日の下洛分をすべて取り戻しての寄り付きです。今日もジェットコースター相場の始まりです。
中でも、景気刺激策の恩恵を受けるボーイングが前日比17%も上昇してます。
とは言え、今の株式市場ではどんな政策を施しても「砂上の楼閣」にしか過ぎません。景気刺激策や流動性の供給や個人や企業支援も全て新型コロナウイルスを封じ込めなければ効果を発揮してくれないという事です。
トランプ大統領はまさに、「武漢発新型コロナウイルス戦争」の真っ只中にいるのです。新型コロナウイルスの撲滅が経済の土台作りとなるのです。
短期間の経済の萎縮という犠牲を払ってでも長期的な利益を得る為には、徹底的に新型コロナウイルスを撲滅するしか方策はありません。
新型コロナウイルスの終息が見えない限り、経済や金融市場の安定化は期待出来ません。トランプ大統領の景気刺激策が議会で可決したとしても、それで株式市場がV字回復する程、傷は浅くないです。この不自然な株高、積み上がった先物ショートポジションの解消で株が買い戻されてるだけでしょうかね。で、ドル需要が増えてドル高。これまで高値掴みをしちゃってた方は今が損切りできる逃げ場だと思います。
今週末か、週明けにはま〜た下降して3回目の底割れを試す未来しか見えません。そんなことより怖いのは膨らみすぎたカネ余りモノ足らずのギャップです。頼むからスタグフレーションにだけはならないで欲しい(切実)