「うちの子、国語ができない」と悩む親たちが知らないこと - 自分の「言葉遣い」は大丈夫ですか
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本を読むのは好きだけど、国語の成績がいまひとつという子は、ストーリーを追う読み方をしている。例えば、目まぐるしく変わる“出来事”だけを早く知りたがり、場面の情景や登場人物の心の変化を飛ばして読んでしまう。こういう読み方に慣れてしまうと、物語の内容が分かっているようで、細部に注意力が働かない。
国語のテストや入試では、物語の場面情景や人物の心の機微が問われる。すると、ストーリーを追う読み方をしている子は、よく分からず、自分の気持ちに当てはめて答えたり、見当違いな答えを書いてしまったりする。
まず設問を綿密に読み、その後、例えば線が引かれているところについて質問されているのなら、線が引かれているその前後を綿密に読まなければならない。つまり、同じ文章を読むのでも、読み方が違う。