株価 一時1000円超の上昇 値下がり株式買い戻す動き広がる
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Fedへの緩和期待とありますが、欧米株は上がっていないのに日本株だけ上がるのはどう考えても異なる要因が寄与しているからでしょう。3月だけで9000億円、日銀が買っていることを無視するわけにはいかないでしょう。
日本銀行はETF(株式)の買入額上限を年12兆円に引き上げて新型コロナウィルス対策を進めています。株価が下落した局面で日銀が市場にカネを投入して買い支える構図が一段と強化されました。株価が下がれば日銀が買ってくれるという安心感が、日銀が実際に投入する金額以上の効果を市場に及ぼしている面がありそうです。欧米その他とくらべ日経平均の落ちが小さく見える背景は、たぶん、そんなところでしょう。
日銀の出動への期待感は「FRBの追加金融健和への期待感」より遥かに高いはず。ここまで来ると日経平均は一種の“粉飾”で、もはや何を信じて良いかわからない・・・ ( 一一)1045時点で日経平均+5.6%、TOPIX+2.5%、マザーズ+8.0%、REIT+14.3%。
日経平均とTOPIXの差が実態だと思っていて、プラスにはなっているが上がり方がひずんでいる(ファストリ+9.4%、ソフトバンクG+17.0%など)。
アジア株も上海+1.8%、香港+3.5%、韓国+5.5%、台湾+4.6%などと上昇していて、ダウ先物も+400ドル(でも昨日の下落をカバーできていない水準)。米国の緩和や日銀ETF買い含めて、本腰を入れているのはもちろん株式市場としてはプラスだが、一方で出来ることを全部出していて、実際にこれから雇用や消費の数値が出たらどうなるんだろうと思う。
日本はこのまま拡散が抑えられれば相対的には圧倒的に有利。でもグローバルの消費・雇用・投資の減少の影響は受けるし、一度消費者心理が落ち込めば癒すには時間がかかる。脊髄反射だけで上がり続けられるわけではないと思う…