タイ中銀が25bp利下げ、新型コロナで緊急会合
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タイ中銀が政策金利を従前の1.00%から0.75%と25ベーシスポイント引き下げました。本会合は定例ではない緊急会合で、25日には定例会合が行われる予定。タイ中銀は2019年の経済成長率を前年比+2.8%としていましたが、25日の定例会合で下方修正される見通し。タイはまだ財政政策は打てる状況ですが(財政赤字対GDP0.22%、政府総債務残高対GDP比42.4%)、金融政策のオプションは残り僅かな状況。
タイ中央銀行も、20日に0.25%の利下げ実施。このところの米ドル高で、為替は1ドル=32バーツ台まで下げていて、その方がタイ経済にとっては効果は大きいでしょう。