【大迫傑】メンタルは「コントロールするではなく、理解する」
SportsPicks編集部
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大迫選手後編です。
「情報が多すぎるんですよね。だから自分でやっていることも自信が持てないし、リスクとか、たらればとかが先に出てきてしまう時代なんだと思います。
“本当のリアル”に生きると“本当のリアル”が見えてくる、というのはあるかなと。
昔は「情報を選べ」と言われていました。その中で(自分に関する)フェイクニュースを正面から受けてしまっていた。それも最初は理解しようと思ったんですけど、今は情報を選ぶのではなくて、情報を無視すればいいと。
自分が実際に学ぶことの世界でやっていけばいいじゃんと思えるようになった。
SNSが発達してきて、僕もその中で結構イライラしていたんですけれど、それに疲れてきたんですかね。」
自分のメディアを持つ、マラソン大会を主催しようとする、大迫さんのアスリートとして原動力がこの言葉に現れています。理解をする。客観的に自分を見る。
これは整理整頓が上手なこと。整理整頓が上手な選手は自分を把握しているので、自身のパフォーマンスコントロールに長けています。これは競技だけでなく、キャリアのコントロールも同様だと思います。
大事なことは理想の自分を追い求めて、自分がそれに近づいていることよりも、自分自身の弱さを知って勝負所を知っていることだと思います。