危機の時こそ仕込み時。トヨタ「KINTO」の葛藤と覚悟
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注目のコメント
5月14日追記:
本日より、KINTOの協賛で「モビリティ」カテゴリを新設いたしました。
毎日、モビリティの最新情報をこのタブで配信していきます。
今夜22時から新番組「モビエボ」も配信します!
3月24日オリジナルコメント:
先日編集部記事で、トヨタファイナンシャルサービス福留社長がブロックチェーンについて語っておられたのに続き、Brand Designでは、小寺副社長にKINTOを通じたトヨタグループの変革への思いをお聞きしました。
2つの記事を通じて、いかに、トヨタグループ幹部が変革意識があるかを感じます。特に小寺さんのインタビューでは、トヨタで自動車を販売することに30年以上心血を注いできた小寺さんだからこその葛藤と決意を感じます。
KINTOって、CMは見かけるけど、何が新しいの?そう思っている人にこそ、KINTOがどんな世界を実現していこうとしているのか読み取っていただきたいです。Brand DesignではKINTOの進化を今後もウォッチしていきます!
参考 編集部記事(有料)
「【社長直撃】トヨタはなぜブロックチェーンに本気なのか」
https://newspicks.com/news/4746672コロナショックとは関係なく自動車メーカーの提供する価値がもはや「良いクルマ」にとどまらなくなっている、という話が大本にある話ですね。それ自体は数年前から話題になってることだと思います。
KINTOのミッションに「移動の喜びを創造する」が入っているそうですが、消費者から見ると、移動の喜びにとって自動車は必要十分条件ではないので、近い将来自動車を使わない安全な移動サービスを提供する画期的なアイデアが出たら面白いな、と思います。
あと、記事には関係ないですがKINTO ONEという社名を見て「筋斗雲から発想かな」と思ったらその通りでした(笑)。私はKINTOを始めると小寺さんからプレゼンがあった際に、「一年ごとに乗り換えるのでは、トヨタの言う愛がないではないか」と話しました。小寺さんも覚えていらっしゃると思います。
もちろんトヨタがクルマの多様な使われ方に対して、それぞれジャストフィットするサービスなり商品を提供しようと試みていることは分かります。
が、現状では受け止めるユーザーに加えて売る側の販売会社も戸惑いを隠しません。メーカーの思いとのギャップをどのように埋めていくのか?
ホンダが始めた中古車のサブスク「マンスリーオーナー」の出足が好調です。中古車の程度の良いのを使って、福祉車両などユーザーの使用目的に合ったクルマの提供を考えているからです。認定中古車を活用することで、品質とシェアコストのバランスも取れています。販売店もついていきやすいですね。
トヨタは現状を踏まえ、サービスの改良に努める時期に来ていると思います。
https://www.honda.co.jp/monthlyowner/