【図解超入門】今さら聞けない起業のファイナンス、基礎の基礎
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注目のコメント
26歳の野良起業家です。
とりあえず、記事の僕くんは3回くらい事業破綻させる経験がないと面白い事業は作れなさそうな典型的起業家ワナビ感がすごい。
記事中気になったのは、日本の起業家が20万から30万人増えているって話。これ、単純に個人事業主とかフリーランスも入ってのデータなので、起業家っていう言葉とは実態が乖離しているように思いますね。
僕も今ローンチに向けて走っている事業は去年、日本政策金融公庫に最初に相談しましたが、普通に断られました。ITサービスは実態がなく判断が難しいからという理由でした。で、仕方がないのでクラウドファンディングを行い、400万円くらい集め、その実績をもとに日本政策金融公庫と地元の信用金庫から融資を引っ張ってきています。
リアルな話、もう起業家なんて今更珍しくもないんですよね。
銀行や公的機関にとっても、これまで口だけの起業家にお金を貸して散々失敗してきている経験があるので、現実はめちゃくちゃシビアになっています。このあたりは投資家やVCも同じですね。
まず起業したいとか悩む暇があるならさっさと今の仕事辞めるくらいはしないといつまでも本気になんかなれないし、その上で3回くらい渾身の企画を潰してからが本番です。
そのから自分の言葉にどれだけの信ぴょう性をもたせられるかを詰めていかないといけない。夢だけ語ってお金が集まるっていうのなんて実際にはほとんどないですし、それで集まっても結局は破綻します。
これがないから、あれがないから、とか最初はみんなそうです。
その中でも試行錯誤をしつつ、苦心して生き残った人だけが起業家だと僕は思います。ベンチャーをバックアップする「スタートアップ新時代」。今回は起業のファイナンスの「基礎の基礎」に立ち返って、起業前の素朴な疑問に答えるインフォグラフィックをお届けします。
ベンチャーファイナンスに長けたみなさんには、少し物足りないかもしれませんが、ビジョナリーなアントレプレナーの卵は意外に基本的なことから知らないかもしれません。
(ヴァージンレコード創業者のブランソンが50歳のとき、純利益と総売上高の違いを知らなかったという逸話は有名です)
監修には、スタートアップリーダーシップジャパンの代表理事であり、いくつものベンチャーのCFOを兼任している新村和大氏にお付き合いいただきました。ありがとうございました。起業する際に最も大事なことは自分の属している社会の雇用の流動性があるか否かです。これが何よりも大きなセイフティネットとなります。若い時の起業は素晴らしい経験をもたらすので大賛成なのですが、多くは失敗します。その後ほとんどの起業家は就職します。ここで就職しないとほとんどの場合ゲームオーバーです。中高年の脱サラ起業が失敗するのはその後就職できなくなってしまうからです。起業する人はそんなリスク当然と思っていいですけど、そのようなチャレンジャーが必要とする我々社会は彼らが失敗しても受け入れる体制を作る必要があると思います。このシリーズこの後は株主対策のところまで話すのかな?