『独ソ戦』新書大賞受賞のお祝いに、岩波書店の永沼浩一さんを訪ねてみた!
光文社新書
1Picks
コメント
注目のコメント
めっちゃ面白い、本読みのご馳走のようなインタビュー。編集会議で示された懸念が良い形で反映した話、成毛眞さんの推しがブレイクのきっかけになった事などなど色々面白い。
> たくさんの人に読まれる本というのは、何か違和感じゃないですけど、ちょっとしたズレがあるところにひとつのきっかけがありそうだという感覚があるんです。編集部の中でも一度話題にして、議論したことがあるのですが、先ほどお話しした中公新書の『日本軍兵士』の吉田裕先生は、むしろ岩波書店で著書の多い方なんですね。そういう方が版元を違えて、中公新書で出していることのズレ感といえばいいでしょうか。しかし出来上がったものは、これは中公新書だなという本になっているところが見事だなと思っていまして。そういうズレ感のある本こそがブレイクするといいますか、読者にフックする本になりうるのではという気がしますね。