東証乱高下、終値は9円高 新型コロナで売買交錯
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注目のコメント
アジアの感染者の伸び率が逓減する中、内需銘柄を中心にまだ沈静化が見えていない欧米と比べて日本株の割安感が出てきてデカップリングが起きてくる可能性はあると思います。
終わりよければ全てよし?
一日の値幅が1000円超えるのも慣れてくると平気になってきますね。。
中央銀行からの資産買い入れが話題となる以上、今朝のようにETF買い入れ憶測やらなんやらと不安定さもでるわけですが、昼にはたっぷりドル資金供給オペがなされましたから、円転したらかなりお得な調達できて、ひとまず相場も沈静化した感じでしょうかね。辛うじてプラス引けしたので安心!!
な訳ないです。
昨夜あれだけ下げたので今夜は下げない事を期待しますが、もしニューヨーク市場でまた下がった場合、明日の東京もドカンと下がるだけです。「武漢発新型コロナウイルス戦争」はまだ真っ只中です。これで落ち着くなんてまずないでしょう。
株式投資のベンチマークの1つとしてPBR(株価純資産倍率)がありますが、このPBR1倍割れ銘柄を今買うべきか?と最近良く訊かれます。PBRは企業の純資産に対して株式の時価総額が何倍まで買われているかを示してます。PBRが1倍を下回る企業は、株式市場が企業の時価が解散価値を下回ると評価していることを意味してます。
過去1年を振り返って、日経平均が一番安かった昨年8月前半には、東証1部企業の5割強に当たる1152銘柄がPBR 1倍割れを記録してます。
今の株価はその時より3000円程安いレベルです。そうなると、恐らく更に多くの企業がPBR1以下になっているでしょう。そこで多くの方々が今こそ買い場!と思うんでしょうね。因みに、3月13日(金)、日経平均は最安値 16690.6まで下がりました。この時のPBRは、0.804です。過去にPBRベースでここまで下がった例は一度もありません。
昨年8月、相場変動材料は「米中貿易戦争」でした。そして今は「武漢発新型コロナウイルス戦争」です。どちらの方がインパクトがあるのかは言うまでもないですね。
従いまして、現在の株式の買い信号はPBRではなく、新型コロナウイルス感染終息です。PBR1倍以下銘柄はたくさんありますし、逃げません。冷静に銘柄選択してからでも決して遅くはないですから、相場が乱高下している内に、銘柄選択したら良いかと思います。