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日銀「形ばかりの追加緩和」では、株価はまだ下がる

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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    政権が交代して大胆な金融緩和への期待が高まる前の日経平均株価は8000円前後でドル円相場は80円前後。行き過ぎた円高と言われていたけれど、彼我のインフレ率の差等を勘案した実質実効為替レートが極端な円高だったかと言えばそんなものでもありません。それをなんとかしようと異次元緩和で極端な通貨価値の毀損策ともいえる方向に舵を切り、円安・株高を演出してきたのがここ7年ほどの日銀です。当初は2年という前提だったけど、一度始めたものは止められず、金利はマイナスに沈んで抱えた資産はGDPの100%以上に達し、国債の半分近くを買い占めた。禁じ手とされる株の購入にも大胆に乗り出した。
    株が売られて安全資産が買われるなら分かるけど、このところ、株も金も債券も同時に下がる現象さえ起きています。日銀に資産価格の維持を求めたくなる気持ちは分かるし今こそ確かに日銀の出番でしょう。とはいえドル円は当時と比べれば常識的な水準で、株価も2倍程度には維持されています。辛いけれどパニックを起こすにはまだ早い、かも (^^;
    危機は突然やって来る。だから平時に政策余地を作っておく必要があるのです。ところがこの7年は、潜在成長率を超える成長を財政支出の拡大で演出する政府と歩調を合わせて国債や株を買い続け、その余地を狭め続けて来たのが実態です。日銀ほど極端ではないにせよ、欧米の中央銀行も似たようなところがありました。
    「日銀ができたことは追加緩和に動いたように印象付ける努力をしただけ」、「日米・中央銀行が静観するしかないときを、われわれはリスクシナリオの一つとして念頭に入れておくべきかもしれない」というのは、平時に玉を打ち続けた当然の帰結かも。
    資産価格が下がれば逆資産効果で消費が下がるといったマイナスがあるのは明らかです。しかしそれとても、実力を超える資産効果を演出し続けたツケと言えないこともない。多少資産価格が下がっても、金融システムの崩壊に至らなければ、ウィルスが去れば時間はかかっても生産と需要は戻ると信じたい。いつかその時が来たならば、財政政策と金融政策による過度の経済への介入は景気の振幅を大きくし、却って中長期的な成長を阻害するという警鐘を、思い出してみる必要がありそうです。今はそんなこと、言っていられないでしょうけれど (-_-)


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    とはいえ、何も打ち出さなければもっと下がっていたでしょう。
    やはりこういう時って財政出ないと厳しいです。
    根本は感染拡大が落ち着いたり、特効薬が出てくることが必要となりますが。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    何というか…むしろ下記3つが満たされているときにはとっくに反転に向かっている。満たされていないときに将来満たされそうかとか、一個だけでも確認できたときにどう判断するのかが重要なわけで。
    また、満たされていなくてもどれくらいのリスクを織り込んで、下値の可能性とのバランスでポジション量をコントロールすることが、個人投資家としても重要だと思っている。
    『株価が反転に向かうとすれば、(1)新型コロナウイルスの感染拡大が止まる、(2)金融市場の資金流出が止まる、(3)景気悪化懸念が止まる、の3条件が満たされる必要がある。』

    これだけ下がったときは、日々では急騰するときもあっても長期では誤差の範囲(2008年~2009年のチャートを見るべし)。いつからスタートするかは人それぞれだが、一気に飛び乗らないことが重要。
    自分が一番好きな相場格言は、下記のジョン・テンプルトンのもの。こういう時こそ思い出したい。
    「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」


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