バイリンガルが使う言語によって「人が変わる」理由
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文学に向いている言語→フランス語、日本語
ビジネスに向いている言語→英語
曖昧さを許容する単語、文法が多い言語は文学に向いているらしいです。
個人的には、グローバルなプロジェクトの場合、先に英語で資料を作り、それから日本語版をつくります。
自分の思考から曖昧さを排除するためには、英語の方が便利です。結果的に英語を使うと、曖昧さがなくなりますね。「5人の命を救うために、1人を殺さなくてはならないと言われたら、あなたは実行しますか?」
この質問を母国語でされた場合、その1人を犠牲にすることを、かなり躊躇するに違いない。実際、研究対象となった学生のうち、実行すると答えたのは18%だった。
ところが、母国語でない言語で同じ質問をすると、44%が実行すると答えた。第二言語で聞かれると、その答えが変わったのだ。
人はおそらく第二言語ではより理性的に、母国語ではより情緒的になるのだろう。確かに、使う言語により論理の組み立て方が変わる。 私の場合、英語は社会人となって仕事上習得した。 それでも 最初から英語で作ったものの方がロジックがはっきりする。 一方で感情を表現したい時、英語だと微妙な言葉や言い回しが物足らず(ボキャブリーの問題か?)日本語を使いたくなる。