恐怖指数(VIX指数)金融危機や災害時に急上昇
K2 Investment 投資アドバイザー 大崎真嗣の海外投資ブログ
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先日、トランプ米大統領が欧州からの入国禁止を発表したことで、ダウ平均株価は、過去最大の2,352ドルの下げ幅を記録したばかりですが、
13日に、再びトランプ米大統領が新型コロナウイルスへの対応で国家非常事態を宣言し、ウイルス対応として最大500億ドル(約5兆4,200億円)の利用が可能になると述べたところ、ダウ平均株価は1,985ドル高まで反発しております。
また、新型コロナウイルスの感染拡大と世界経済に与える影響への懸念から、投資家の不安心理を示すVIX(ボラティリティ・インデックス)指数が、リーマンショック以降で最高の75.47まで急伸しましたが、
米大統領が新型コロナウイルスへの対応で国家非常事態を宣言し、ウイルス対応として最大500億ドル(約5兆4,200億円)の拠出について述べたからか、財政政策を通じても感染拡大の影響を抑制されるという市場心理が反映して、57.83まで収まっております。
なお、VIX指数とは、Volatility Index(ボラティリティ・インデックス)の略で、別名「恐怖指数」とも呼ばれており、株安への警戒感が高まると上昇します。
シカゴ・オプション取引所(CBOE)によって計算された指数で、S&P500種指数のオプション取引のボラティリティを測るためによく使われています。
ちなみに、「ボラティリティー」とは...