NY株 過去最大 1900ドル余りの値上がり
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6日連続で同じコメントを掲載します。特に、第2文の「相場を大きく上下に揺り動かしながら」という箇所を、改めて強調したいと思います。
なお、不安定な相場は、金融市場が不確実性を消化し切るまで続きます。そして、金融市場の情報の消化スピードが極めて早いことから、社会・経済の混乱がまだ続いている段階で、金融市場が先に安定化することになりそうです。
しかし、今はまだその時期とは言えません。
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新型コロナ・ウィルスが社会や経済にもたらす影響について、まだわからないことが多すぎます。
このような不確実性は、金融の世界では「リスク」そのものであり、相場を大きく上下に揺り動かしながら、数週間から数ヶ月かけて相場を押し下げていくかもしれません。
しかし、仮にそうなったとしても、経済的な影響は一時的なものです。10年後、20年後の世界経済は今よりもはるかに成長していると考えるのが自然です。
10年、20年かけて働きながら資産を築いていくという観点からは、今回の相場変動の影響はそれほど大きなものではなく、「長期・積立・分散」による資産運用をこれまで通り続けていくことが大切です。
ーーーーー金融がご職業の方であればともかく、私も含めて個人で長期的に資産運用をしている人であれば、相場なんて見なきゃいいだけの話なのにと思います。
話題としては面白い共通関心事ではあるけれど、そんなものに一喜一憂して本業がそっちのけになると本末転倒でしょう。
生活を豊かにするための道具であるお金に、自分の生活が振り回されているようじゃ意味がありません。ダウ+9.36%、S&P+9.34%、NASDAQ+9.28%。
反騰。寄り付きから昼までは下落基調でわずかなプラスにまで戻りが縮小したが、14時くらいまでに前日比+700ドルほどに、そして最後30分(トランプ大統領が国家非常事態宣言をしたあたりから)で約1300ドル上昇。
戻った水準は水曜終値より低い水準。金曜だし、週末にどういう発表でるか分からないし、ポジションの組み換えなどがあってもおかしくはない。実際にダウ先物は引け後にー500ドル以上下落している。大統領宣言はキッカケだったとは思うが、全面的に信じられたり、咀嚼されたわけではないと思う。
先が見通せないから、どれくらいの水準・期間で収まったり、対策が効くかが分からない。また大量損失が出ている人も大量利益が出ている人もいて、それぞれが通常ではない量の取引をする状態にもあるから乱高下する。あとで振り返れば今がチャンスだったかもしれないし、逆にまだ深堀するかもしれない。1か月前はさすがにいつかは下がるというのがずっと市場を見ている人のコンセンサスだったと思うが、今はコンセンサスも割れる。
下落し始めたのが2月24日から、来週で1か月。一時的な調整なら下落1か月、そこから底這い2-3か月ほど。長期的な低迷の場合は、下落半年~1年というのが肌感覚。中国の感染者の時系列推移を見ると、コロナだけならそろそろ底だが、これをキッカケとした不況なら半年~1年コース。今はその中間を織り込んでいるようには思う。どっちにいくかは分からない(マクロ指標が出たり、政策対応が効くまでに時間軸がある)。
ほかの資産クラスは、10年債利回り0.98%と1%近くまで戻っている(今度のFOMCの利下げでどう反応するか、期せずしてこの一週間でイールドカーブが戻った)。株安の時は債券高・利回り低下になりやすいが、あまりに株安が進み、債券の利食いが出て、債券価格下落・利回り上昇になっている?だとしたらそれが終われば、また利回りは低下する。
そしてドル円は108.0円まで円安が進んだ。一週間の値幅が約7円と極めてボラ大きい、為替は動くときには一気に動く。ただ一応レンジは守ったような形。来週以降、10年債利回り・FOMCなどの動向と併せて、105円以上を保てるか。
日経平均先物は、米株の上昇もあり+500円弱。
一週間、皆様本当にお疲れさまでした。