全日空と日航、減便を大幅拡大 需要落ち込み国際、国内線とも
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今月末の日本出張がコロナの影響（ビザ問題）で中止になり、フライトもキャンセルのため、JALに電話しました。
『コロナの影響でキャンセルの場合は、通常は有料のキャンセル料は無料です』と。
え？別にコロナはJALの責任でもなんでもないのに。
きっと、JALフィロソフィの『人として正しいことをする』ということろから今回のような施策になったのではないかな、と。
少しでも売上がほしいところのはずなのに、顧客（キャンセルした側）にとって何がうれしいのか、を考えた結果ですよね。
こういう時こそ、人の本心が出ますよね。
私もそのようなことが出来る人になりたいと思いました。10年前の新型インフルの決算で過去最大の赤字となったANA（JALは年次決算を待たず経営破綻し上場廃止）。今回はそれ以上ではなかろうか。
月に二度使うサンノゼ便も欠航とか。今月末からサンノゼ便は成田から羽田へ、サンフランシスコ便も待望の羽田深夜便となり積極プロモーション中だったのに残念。
アライアンスのルフトハンザも米国便がこの金曜からどうなるのか（米国民は入出国できるので飛ばすのか？）。欧州から毎日約7万人の入国（中国からは約1万人強）、最も多いのがドイツからとのことだけど本当につらい時期かと心が痛む。
原油戦争もあり経営コストの20-30%も占めるような燃料費もどんどん動く（今回は大幅収入減を原油価格の低下で多少は打ち消すか）。10年ごとにこれほどのリスクが訪れると思うとエアラインの経営は本当に社会的正義以外で心が持たない。本当に皆さんありがとうございます。
