イタリア 薬局と食料品店など除き営業禁止 新型コロナウイルス
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フランスの感染症学者は、社会の正常な動きを止めるような措置に対して非常に否定的な見解を示している。その趣旨は、会社や学校や商店や交通機関や文化活動などが機能しない社会で、医療や保健や公衆衛生だけが適正に昨機能するなどないということだ。また、ウイルスそのものが初めての種類だとしても、伝染病対策としては、何も前代未聞の方法に訴える必然性はないということである。
https://www.francetvinfo.fr/sante/maladie/coronavirus/coronavirus-la-france-prend-des-mesures-trop-importantes-et-excessives-estime-un-infectiologue_3858481.html#xtor=AL-79-[article]-[connexe]先日も書きましたが、イタリア北部でも、工場（生産活動）は頑張っています。
昨日も通常通り稼働・仕事をしていました。
ただ（イタリア国内の）輸出物流に滞りが出てくる可能性は高いです。
海上輸送では、イタリアからの輸出用「空コンテナ」の在庫がかなり少なくなっているインバランスの状況で、ブッキングが取りづらいです。
これは先月からなので、新型コロナウイルスだけの問題ではないかもしれません。
ただ、中国の生産・輸出の出遅れ（旧正月休み明けの中国からの輸出の滞り）もあってイタリア（欧州）への貨物がより少なくなり、コンテナの流入が更に減るかと思います。
船会社さんが相当頑張って空コンテナを欧州に回してこないと、5月くらいまで「海上コンテナ不足」が続く（もしくは更に在庫状況が悪化）するかもしれません。
この空コンテナのハンドリングはコストでしかなく、商船会社さんは厳しいでしょうね...。イタリアでレストランの営業が禁止されるとは、
象徴的すぎる危機意識の表明と受け止め、事態の深刻さを
再認識しました。
感染の拡大が100ヵ国を超え、様々な国が他国の事例を参考にしつつ、それぞれウィルスの封じ込めと、その副作用である経済活動の下支えに知恵を絞り、行動しているのがよくわかる。
他者に学ぶ姿勢が大切だと改めて思う。
中国のやり方は、当初評判が悪かったが、かなりの効果があった。イタリアは、それを明らか踏襲していると思うし、イタリア政府の真剣さが伝わる。よい結果に結びつくことを祈りたい。
