DMMが新会社を設立、鳥獣被害対策で農業領域参入
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注目のコメント
仕事柄、山間部の農村地にいくこともあるのですが、鳥獣被害に困っている地方は、農業従事者が高齢化していることから
・ 大掛かりな仕掛けをかけにくい
・ 仕掛けにかかった動物を運ぶ手段がない
・ 新しい技術を理解して使いこなすのに時間がかかる
などの課題が山積してますよね。鳥獣側も音や仕掛けになれてしまうので、常に様々な打ち手を出せる用意をしておく必要がありますし。こういった課題をクリアするソリューションとしてどんなものが打ち出されるのか興味深いです。既存と何が違うのかは今後気になるところですが、暖冬のため今年は猪被害が深刻になることが予想されています。
皆様のコメントを読ませていただいて追記
鳥獣対策は攻めと守りがありまして、被害への対策は主に守りになります。守るのは攻める以上に難しいとは昔の武将が言ってますが、対猪や鹿ならほぼ確実に効果があるのは電牧線です。
しかしこれは下草が伸びると漏電するため雑草管理が不可欠です。しかし人の手が足らないため中々難しくなります。また電牧線は小さな動物(兎やタヌキ、イタチなど)は不得手です。小さい動物にはトタンなどが効果的ですが面積が大きいと現実的ではありません。
またネズミ、モグラのように土中を進む物への対抗策は無いに等しいです。
テクノロジーだけでは中々自然と戦うのが難しく、おそらく人がたくさん住むこと、つまり人海戦術による攻撃が1番効果的なんです。
そこを理解した上でDMMがどう対処されるのかは興味深いですが、この重層的に進行してくる相手に本気で防衛戦を行うのは正直現実的ではありません。
テクノロジーを基本にするとそこを読み間違えると思います。ジビエの被害は深刻。ただマネタイズポイントが少なく民間がマーケットとして参入しづらいのが問題です。罠を仕掛けるなど全てにおいて免許制度になってますし。次世代に向けて企業イメージを大きく変えたいDMMとしては参入価値ありそうです。