東証大幅反落、終値は451円安 1年3カ月ぶり低水準
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注目のコメント
ニューヨークは上がった。
にもかかわらず東京は大きく下げた。
円安にもかかわらず、下げた。
日本への懸念が高いということ。
世界は五輪中止、五輪延期を折込はじめ、日本売りに傾いているのではないだろうか。米国株が上がったのに日本株が下がったというのは考え方として変えないといけないです。これまでの世界株式相場は連動していたのはイケイケモードだったからです。
日本に関しては昨年第4四半期には景気減速に拍車が掛かっていました。経済学的に言うと経済のファンダメンタルズが悪化していたのです。それにも拘らず、米国株式市場に連れ高してたのは日本経済の実態よりも株式投資機運が優っていたからです。
ところがいざマイナスモードに転じると市場は粗探しをし始めます。今回のコロナウイルス肺炎は浮ついて盲目になっていた市場に厳しい現実を突きつけた格好になっています。
従って、世界経済の減速はもちろん売り材料ですが、肝心なのは日本政府は認めたがりませんが、お膝元の日本経済が大問題になっているということです。
それ故に、日本株式市場は今後は必ずしも米国株式市場と相関性のあるプライスアクションはしないと念頭に入れておいた方が良いかも知れません。
今日の日本株式市場は投資家不在のデイトレーダー主導型の動きでした。