キリンビール工場「ろ過計画」にAI活用。作業時間を1/6に効率化
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注目のコメント
適材適所ならぬ、適「技」適所。
流行りの技術だけじゃない。大事なのは顧客課題を解決できているかです。
あたり前なんだけど、泥臭い部分も逃げずにやりましょう、と言うデジタルのリアルがここにあると言うことだと思います。過後のビールは貯蔵できる期間が短く、なるべく早く容器に詰めなければならないため、生産計画に基づき最適な濾過の量を決めなければならない。また、複数ある設備のどれを使用するのが最適か、その判断も求められる。これに対し、匠の技が必要とされていた。しかし、匠が必要とされていた時代から、一転より効率の良いオペレーションが組むことを重要視し始めてきた。
同じクオリティーで、誰もが作業ができるには、やはりデジタルの必要性を感じる。「製造業×デジタル」はより蜜に連動できるはずだと思う。泥臭い作業は少なくなり、製造業に新たなイノベーションが起こるかもしれませんね!ビールの全製造工程からすると、ろ過計画立案にかかる6.5時間は、相対的に小さいし、発酵、貯蔵の工程と、ろ過計画の立案は並行して進められる部分もあるはずです。このシステムにより、出荷までのリードタイムが短縮されるということはないでしょう。(人的工数は減りますが)
時間というより、計画立案ができる熟練者がいなくて(少なくて)すむということの貢献のほうが大きいのでしょうね。