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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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With a 150-year-plus history, Nestle is the largest food and beverage manufacturer in the world by sales, generating more than CHF 90 billion in annual revenue.
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サステナビリティや気候変動の盛り上がりによって食糧問題が話題に上がることが増えましたが、ブラベック氏は10年以上も前から警鐘を鳴らしてきました。
「自分の景色から見えている問題を、必死に考える。学んだ知識ではなく、自分の頭で考えて答えを導き出す」
世界がいくつもの難題に直面する今、ブラベック氏と高岡社長に共通する哲学に改めて触れ、その言葉の重みを噛み締めています。
「37年間育ててくれた会社に対する恩義や感謝の気持ち」と「60歳で社長を退任して新たなチャレンジを前にワクワクする気持ち」。
まさに『太く、生きる』を実践されていますね。
自分もこんな気持ちで60歳を迎えられるだろうかと、考えさせられました。
それから見える世界からモノゴトを考える事の重要性について凄く刺さりました
「自分の景色から見えている問題を、必死に考える。学んだ知識ではなく、自分の頭で考えて答えを導き出す」
この言葉は、とても重く僕に問いかけてくる素敵な言葉でした
まずは本当におつかれさまでした
そして新しい旅立ちを楽しみにしています!
引き続き、よろしくお願いします。
「実際にどうなるかなんて、やってみないとわかりませんよ。事前にいろんな仮説を立てますが、100%正しかったということは一度もありません」
それにより、自由がない閉塞感を生みがちである。
これに対する答が、このインタビューの中にはある。日本法人の社長は、本社の下にあり、常に評価される関係である。新しいことを仕掛けようとしても、単純には許してもらえない。そこで、小さな実験の範囲でやらせてもらう。その成功をもって、信頼を積み上げていく。これは、まさに組織の中で、物事を動かすときの鉄則だと思う。
もう一つ印象に残ったのは、本社から来る日本法人の社長は、次のポジションへの通過点にすぎないので、変革を起こせないという点である。これを越えられる立場を付与することにより、変革が起こせるかもしれないということである。それが高岡社長だったわけである。このあたりに変革を起こすための人事の重要なポイントがあると思った。
これは、すべての業種に共通する真理だと思います。もっと言えば、民に限らず、官の分野でも。
小さな信頼の確実な積み重ねの先に拓けてくる地平というものがあります。高岡さんの、これからに注目したいと思います。
>ネスレ日本に入社したのは、「人生42歳まで」と考えていたことがきっかけだったようですね。