新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等
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最近これ関連の報道を見るたびに、一次資料にあたることの重要性を感じています。
報道では断片的な情報にならざるを得ないところがありますが、一次資料を読んでみると丁寧な説明があったりします。
官邸や厚労省のホームページや発表資料についてはとにかく見づらく、専門のデザイナー等を雇って早急に改善してほしい、とは思うものの、それはともかく、ご一読お勧めします。多くの方に3月19日の専門家会議の見解を読んでいただきたいと思います。国民全員が読むべきだと私は思います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00093.html
とても長く難しい部分もありますので先に太字で強調されている部分を3分程度でお読みになり、その後、1時間程度かけて全てをゆっくり読むことで理解が深まると思います。テレビが報じないことが散りばめられています。私も何度か読もうと思っています。
私は楽観的シナリオと悲観的シナリオの両方を考えていましたが、この見解は悲観的シナリオに寄ったものとなっていました。この事実は受け容れられました。人口密度の高い都市の人々の安全安心を守るために必要なことだと思います。
ニューヨーク市の方々が通常夏の避暑地で利用している郊外へ移動しているというニュースを見ました。おそらく日本でもそのような移動が1ヶ月以内に始まると予想されます。トイレの便器が手に入らないと聞いていましたが新規のエアコン工事も出来ていないと昨日聞きました。夏が心配です。熱中症も心配ですが換気が大切な中、猛暑となればそれが難しくなる。リモートワークをどこで行うかを考える必要があります。避暑地はそのひとつの選択になりますが急激な人口の移動はリスクになるでしょう。
全ての人々に合わせた大雑把な指示だけではこの国難は乗り越えられません。メディアもこの文書の全ては伝えませんでした。それは正しいとも思います。全ての人が共感し受け入れることは難しいからです。
ただ共感できなくとも理解はできるかと思います。ひとりひとりが丁寧に何度もお読みになり、自ら出来ることを冷静に行うしかないかと思います。日本のこれまでの義務教育はこの点に関しては有効に働くと思います。いつ活かすか分からなかった全ての授業が「今」役に立ちます。ここで活かさなければいつ活かすのでしょう。勉強は大学受験や就活のためにあるものではありません。生きるために学んできたんです。高校生も是非読んでください。
日本だけでなく地球の全ての人々と、同じ医療者として戦う方々には敬意と感謝しかありません。良き治療法と有効なワクチンはきっと不安を少しずつ解消してくれるのだと期待しています。専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(3月19日)
「北海道以外の新規感染者数は、日ごとの差はあるものの、都市部を中心に漸増。
感染源(リンク)が分からない感染者が増加している地域が散発的に発生」
「もし大多数の国民や事業者が、人と人との接触をできる限り絶つ努力、『3 つの条件が同時に重なる場』を避ける努力を続けない場合、感染に気づかない人たちによるクラスター(患者集団)が断続的に発生し、その大規模化や連鎖が生じえる。ある日オーバーシュート(爆発的患者急増)が起こりかねない」
「①換気の悪い密閉空間、②多くの人が密集、③互いに手を伸ばすと届く距離での会話や発声という3つの条件が同時に重なった場。例えば屋形船、スポーツジム、ライブハウス、展示商談会、懇親会など。
『3条件が同時に重なった場所』を避けるだけで、多くの人々の重症化を食い止め、命を救える」