米の感染者500人超 首都と34州で確認
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米国内ではすでに、ワシントン、ニューヨーク、カリフォルニア、メリーランド、オレゴンの各州が緊急事態宣言を出しています。
また、NIAIDのDr. Anthony Fauciは、米国内でも近い将来に特定の地域に対して隔離政策が行われる可能性があると話しています。それは”Nobody in, nobody out”のような厳格なものではなく、高齢者や持病のある方を対象にした移動制限になるのではないかとも話しました。
なお、Dr. Fauciはトランプ大統領で、自らが指導者として指示した大統領としては6人目になることを明かすと同時に、自らの研修医時代よりも今の方が睡眠時間が減っていることも明かしています。米国内の感染者とともに、Dr. Fauciご自身の体調も気がかりです。
参考(JAMAのインタビュー; 無料のポッドキャストです): https://podcasts.apple.com/jp/podcast/conversations-with-dr-bauchner/id410339697?l=en&i=1000467741953アメリカ人は、まだコロナウイルス新型肺炎に対する正しい認知をしていない人が多いようです。
トイレットペーパーや食料品を買い溜めをしているのは、州が非常事態宣言をすると、お店が休みになる可能性が高いからであり、新型肺炎が怖いから日本のように外を出歩かないという発想はまだない人が大半だと、あちらの友人が言っていました。だから、映画館やショッピングモールは、週末賑わっていたそうです。
真面目に受け止めて暗くなっているのは、日本人と韓国人くらいかもしれません。アメリカでは、日本人と韓国人、仲悪くはないのも興味深いですね。
とにかく、アメリカ人はうがい、手洗いの習慣がありません。
ましてや、マスクなんて、医療従事者と死にそうな人がするものだと思っている節があります。
そんなアメリカ人をコントロールするのは大変そうです。米NIH傘下の国立アレルギー・感染症研究所長を務めるアンソニー・ファウチ氏が最近の感染者数増は感染源をたどれない市中感染のようだと指摘しています。アメリカも潮目が変わったようです。トランプ氏の希望的観測をまじえた楽観的な発言とのずれが目立ちつつあります。