感染者、セブンでバイト隠す 「副業ばれるの怖かった」 山梨
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注目のコメント
今回は副業のバイトですが、自分の行動範囲が開示、共有されてしまうことを恐れて全てを伝えていない人は多くいるのでしょう。例えば、性風俗店に行きました、とか言う人はほぼ皆無と思います。
こういったところから水面下で感染は増え続けているのでしょうが、ひとりひとりの意識が感染拡大を防ぐことになるので、単純に副業を隠しただけ、というニュースに終わらさず、今一度、感染してしまった場合のことも考えて行動していきたいと思いました。
追記:別にやましいことがあるわけではないです。アメリカの病院では(日本もそうかな?)配偶者に対してすら本人の同意がなければ絶対に情報を開示しない。その上でこんなことを聞く。
「最近、配偶者以外と性交渉をしましたか?」
この情報が性感染症リスクの評価に役立つからだ。徹底した個人情報保護があってこそ聞ける質問である。
本件は、これがニュースになってしまっていることが完全アウトだ。絶対に秘密が守られるとこの男性が保健所を信用できなければ、副業の情報なんて言うわけない。ニュースになんてなろうものなら尚更だ。世の中には行った場所がバレたくない人も多いだろう。たとえば風俗。ギャンブルもそうかもしれない。こんなニュースが出てしまっては、これから余計に人は本当のことをいわなくなる。もとい、報道としてはこのセブンイレブンの従業員が感染していたという点のみが社会にとって重要で、男性の副業の件は完全にヤジウマ的価値しかない。会社員とセブン従業員は別人と報道したってよかったはずだ。僕が憤りを感じるのは、そのような不必要な情報を漏らした保健所であり、興味本位でその点を強調して書くマスコミである。この余計な情報が報道されることが、これからの防疫をどれほど難しくするか、保健所もジャーナリストもよく考えるべきだ。
大人には誰だって秘密のひとつやふたつはあろう。それはこの記事を書いた産経の記者だって、偉そうにコメントするプロピッカーだって同じはずだ。人の秘密を暴くことと、コロナを食い止めること。どちらが大事なのか?胸に手を当てて考えて欲しい。
ジャーナリストも社会的責任感を持って欲しい。「書かない」ことが社会にとって利益になることもあるのだ。うーん、気持ちはわかるし、この方の今後が心配。。。
確かにこの方が偽って働いたせいで、感染が広がってしまったであろうことは明白(一緒に働いていた方が、この方から移ったかは分からないが感染している)なのかもしれないが、それでも責める気には個人的になれない。
それよりも、日本の副業如きでここまで追い込まれてしまうという現状がおかしいし、本当に責めるべきはそちら。
こんな環境、コロナと一緒に駆逐していきましょう。
平山さんがこちらの記事のPICKでも言われていますが、私も同感。
平山さん曰く「日本の問題が集約されている感じもします」