【最新】大学VSプログラミングスクール、どちらが強いのか
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根本的に大学は、プログラミングを学ぶことが主ではないはずです。ハードも含めた多角的な視野、何のために活かすべきか、技術を扱う倫理観など、総合的かつ深くITを考える素地を培うには、カリキュラムを見るかぎりではプログラミングスクールの限界があるように思います。
私は弱小大学ながら情報工学科を卒業後、コンサル系企業でシステム構築をしていました。うっかり自分自身を手段として捧げすぎ、便利に使われるだけのポジションに立ってしまったので、その後は無残な会社員生活を送り、紆余曲折を経て今はライターです。
同期にはノンITも多かったのですが、みな1-2カ月のOJTで仕事ができていたので、特定環境でこなすプログラミングなんてその程度で習得できるものです。プログラミングの基礎的な感覚をもとに、どうビジネスや社会を変えていけるか。超絶テクニックを身に付けるよりは、そのほうがよほど近道だと思います。
日本はまだまだ、偏差値はともかく「大卒」であることがパスポート。システム開発専業の他社でも、専門卒以上でなければ採用されないことが少なくない。そこが解消されなければ、プログラミングスクール修了でまっとうな収入を得られる場面は限られますね。あくまで古いタイプのビジネスに就職する選択肢の場合ですけど。IT人材不足を心配するなら、この話題性をチャンスに、もう少し国や企業としてやるべきことがあるように思います。だいたい、キツイIT関連の職に就いても米国より収入が少ないことが悲しい。
並のプログラマーを目指すのであれば、表面的なROIで考えると大学は微妙です。大学卒業から15年で、ようやく奨学金という名の借金を返済し終えました。親が出してくれた費用も加味すると。。。
注目のコメント
安易な対局構造になっているのが残念。わかりやすさのために仕方のないことは理解します。
お互いに競合せず、相補的だと思います。
大学は学問を深め、新たな学問に接し、そして様々な人と出会う場所です。職業訓練の側面もあるでしょうが、それだけではありません。
プログラミングも教えますがプログラミングだけを教えているわけではありません。時代が変わろうと、道具が変わろうと、社会で活躍していけるような問題発見能力、問題解決能力、プレゼン能力や仲間を巻き込む力などを伝えていると思っています。すなわち、表面的なテクニックではなく「底力」を養う場です。
※いつもそうですが、あくまでも個人的見解です。本記事内の一つ目のチャート(時系列での学歴ごとの賃金増減チャート)が目を引きます。
ちなみに、私は(このチャートだけが理由ではないけれど)人生100年時代をロングタームで考えて、アラフォーにして今からマスター(修士)をとりに大学院に行きます。フルタイムの仕事は一旦辞めます。
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あと、フルタイムの仕事を一時休止したことで自身に取り戻した時間を活用し、CSのブートキャンプもトライしたいです。ITのエンジニアにはなれないけれど、テック企業の経営職を行うためには技術の基本を学ぶ必要があると常々思っていたから。激変する仕事の世界において、新たなキャリア形成の答えは、従来型の大学にはないーー。特にコンピューターの世界では、全く異なる教育のパスができています。その真価に、Quartz(https://qz.com/japan/)が迫りました。