[FT]仏ダノン、気候変動対策を強化 食品業界に…(写真=AP)
日本経済新聞
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ダノンが取得したことにより、今後ESGを意識してBコープを取得する大企業は増えてくると思われます。
GHG排出量が多いと思われていない農業、自然資源を活用している1次産業ですが、GHG排出量は全体の1/4を占めています。
今後、食品業界に対するGHG排出量対策の規制は厳しくなってくると思われます。ダノンはグローバル大企業では珍しくBコープの認証を取得し(Bコープは世界中に約3000社あるものの、ほとんどが従業員数200名程度の中小企業が中心)本気で気候変動を含むSDGsを実現しようとしている会社です。
国連がSDGsを提唱する前、メディアがESGを声高に叫ぶ前の2000年代前半からそういった潮流を先取りする形で事業ポートフォリオを今のSDGsに見合う形にガラッと入れ替えてきました。
その結果、20年前と今とでは別の会社になったといっても過言ではありません。
もちろん本音と建前の世界やルールチェンジャーになるためのしたたかな戦略でもあるとは思いますが、少なくともなかなか変われない大手町・丸の内の大企業とは本気度も実行力も違います。