ブルームバーグ氏、選挙戦見直しへ 陣営関係者「撤退意味せず」
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ブルームバーグ陣営は兼ねてから接戦の末、党大会で候補者に選出されていることを目指している旨を話していたのですが、スーパーチューズデーは厳しい結果に(まだわからないのですが)。
過去2回の討論会でウォーレンに女性関係の「口撃」を受けてからリカバリーできていなかったようですね。
今回も「スーパーチューズデーで勝つことができなくても、ブルームバーグは歴史的な快挙を成し遂げている」と、陣営はフォローしていますが、やはり結果が思うような形になっていないのは事実。
ブルームバーグが広告に投じたポケットマネーは500億円以上で、他の候補者を圧倒的に上回る。参考までにサンダースがカリフォルニアに投じた金額の10倍、そしてテキサスに投じた金額の17倍という報道が出ている。党の候補者選びにおいては記録的な金額です。
にも関わらず、アメリカ領サモアで勝ち名乗りをあげた以外では各州の獲得代議員数が振るわず、予備選は実質的にバイデンとサンダースの2強争いになっている。そりゃ見直しますよね。もうバイデンとバーニーの一騎打ちになっているのだから、悪あがきは止めるべき。結果としてバイデンの票を奪うだけの結果になっている。ブルンバーグが考えるべきはバイデンとバーニーのどちらがトランプと闘うのに適した候補か、ということ。
今回のスーパーチューズデーの結果、バイデン、バーニーの一騎討ちが確定した。ブルームバーグの最終目的は打倒トランプなので、どこかでバイデン支持に回るはず。ただ、ブルームバーグ、バーニーは犬猿の仲なので、協力の仕方次第では民主党内での対立が絶望的に大きくなる。
後、まだ見えないのがウォーレン。彼女がどこで退くのか。退いた後に明確にバーニー支持を打ち出すのか。ウォーレンの支持者のどのくらいがバーニーへ、どのくらいがバイデンにいくのか。まだまだ色々と動きが出てきそう。
元々は誰がきてもトランプには勝てなさそうだったけど、今回のコロナ、そして株式市場の変調から景気減退になるとドンデン返しが起こる可能性は出てきた。引き続き要注視!