京都のホテル宿泊客10・7%増 19年、過去最大伸び幅も稼働率・客室単価は低下
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地域全体での宿泊客数は増えたものの、1施設あたりの経営は厳しくなった1年でした。とはいえ、観光は宿泊産業だけで成り立っているわけではないので、飲食、不動産、施工関係などの事業者にとっては、有利にはたらいたんではないでしょうか。
資料後半では、今回初めて座席数ベースでの航空路線データを掲載しています(前年は便数ベースでした)。これまで成長を牽引してきたLCCが、香港の政情不安や日韓関係の悪化で撤退し始めたことから、供給が踊り場に入った感があります。
ゲストハウスやLCCなど、参入が早い反面、撤退も早い業態が増えたことで、変化の激しい市場にも柔軟に対応できていると前向きにとらえてもいいんじゃないかと思います。
重要なのは、市場が調整段階に入っているときに、つなぎ融資等の制度を活用しつつ、人材やデータへの投資を逃げずに続けられるかどうかです。