【宇野常寛】インターネットの「大喜利」という不毛な現象
NewsPicks編集部
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注目のコメント
冒頭からNewsPicksに対するドキっとする言葉で始まりますが、確かに「何が正しいか」ではなく「何を言えば評価が上がるか」を元にSNSでの発言がなされているという指摘には、納得せざるを得ませんでした。それほど「いいね!」の魔力は強いということなのでしょう。
一つの例としてNewsPicksでのコメントを5年以上続けての個人的な所感は以下に集約されている。それはそれで良い悪いは別にして興味深いことだとは思う。
> どんどん「問題そのもの」ではなく「問題を語ることで誰が株を上げたか」のほうに中心が移動していく。テレビがこの国の「空気」を作っていて、それに対抗するように出てきたSNSという個人の発信プラットフォームも同じような、むしろそれ以上にタチの悪い「空気」を作っているような気がする。
「遅いインターネット」はこれに対する宇野さんの一つの活動だ。そして本はマニフェストになってるので、ぜひ、読んでみてください。
>いまのインターネットは、特にこの国のTwitterを中心としたインターネットは、閉じた相互評価のネットワークになってしまっている。誰もがそこでの大喜利でポイントを稼ぐことしか考えられなくなっている。