ECB総裁「必要に応じ適切に対応」-12日政策委で利下げ観測も
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声明を読む限り利下げを確約するものではないと察しますが、可能性はBOJやBOEよりは感じさせるものでした。先進国中、最も深いマイナス金利が深掘りされることの影響はBOJに小さなくない影響を与えそうではあります。仮に実施された場合は。
ECBからも対応を検討する姿勢が出てきました。「的を絞った対応策」という言い方をしていますから、必ずしも景気刺激ということではないかもしれませんね。ドラギ前ECB総裁が示した反応関数はラガルド氏に代わってどうなったのか、注目です。
金融政策ハト派だったドラギ氏の後任となったラガルド氏の対応が注目されます
ラガルド氏はもともとハト派色が強いですが、ECBはタカ派が強く、ドラギ氏も手を焼く場面も多々ありました
さらにECBはマイナス金利を導入していることでも分かる通り、金利の下げ余地自体はあまり潤沢ではありません
ただ、今回のラガルド氏は、一定の積極姿勢を示しています。困難ななか、中央銀行総裁として運営手腕の頼もしさを見せた、という印象です