英とEU 交渉開始 隔たり大きく難航か
NHKニュース
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EU側にとっての最大の悩みの一つは漁業問題だと言われている。EUの漁獲高の約40%は英国の水域からもたらされ、フランスやオランダなどの漁師は英国の漁場に依存しているからである。しかしながら、英国の漁師が取った魚の約75%は、英国外のEU市場で売られているのだ。つまり、いくら英国の漁民が漁場を独占しても、EUの中で自由に販売することが出来なければ無意味なのである。たしかに合意なき離脱はEUの漁業に痛手だが、英国漁業にも同じく痛手なのである。ちなみに、交渉難航で急落したのは、ユーロはなく英ポンドだ。
EUとカナダが締結した包括的経済・貿易協定(CETA)を英国は目指す、という1つの方針を打ち出してますが、理屈上はできても、これを認めると「EUに加盟しなくてもいいんじゃね?」の流れができるのは明らかで、何としても現行ルールの踏襲を求めてくるでしょう。