スタバ、容器を使い捨てに切り替え 持参タンブラーへの提供は休止
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業界リーダーであるスターバックスが、使い捨て容器に戻す方針を公表すれば、他の事業者も追従していきそうですね。そうなると、飲食店やオフィス等から排出される使用済み容器は、全国的に増えることになります。
元々飲食物の使い捨て容器の焼却率・サーマルリサイクル率は高いものですが、中にはマテリアルリサイクルされるプラスチックもありました。新型ウイルスを意識して、これらも焼却指定で排出する飲食店が出てくるかもしれませんし、中間処理業者が従業員を守るために自主的に焼却処分量を増やすというようなケースも発生するかもしれません。
そうなると、中国等の雑品輸入規制で国内の焼却炉・セメントキルンの受入制限や値上げが相次ぐ中で、日本の社会経済にさらに追い打ちがかかってしまうことが危惧されます。
なお、今のところ、新型ウイルスへの対策として飲食物の使い捨て容器に対して焼却を義務づける・推奨するような環境省からの通知は出てはいませんが、廃棄物処理業における対策ガイドラインは出ており、運搬車両・処分施設の定期的な清掃及び消毒の実施等の対策が挙げられています。<https://www.env.go.jp/recycle/misc/new-flu/index.html>Sarsの時、シンガポール航空がANAより早く機内食で使うナイフやフォークを使い捨てのプラスチック製のものにした記憶があります。
ゴミが増える!と、エコと逆行するかもしれませんが、スタバの持参タンブラーを常用している人が、毎日綺麗に洗っている保証はないですね。
⇒アメリカで見ていると、昨日飲みほしたままのタンブラーを使っている人も意外といるのに驚きました。
ところで、日本では大抵出してくれるおしぼりはどれくらい綺麗だと思って良いのか悩んでいます。海外ではまず出してくれないので、外から来てそのままの手でパンを食べています。この習慣は、欧米でインフルエンザが蔓延する一因として、持ち歩きアルコールジェルを売っている理由だそうですが、日本のお手拭きは信じて良いのかな?と、今日のランチを食べている時ふと考えました。