武漢市、患者回復で仮設病院1棟を閉鎖 湖北省の新たな感染者急減
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武漢ではないですが、妻が湖北省出身なので、家族はみな湖北省にいます。
現在まで約1ヶ月間、一切の外出を禁止されています。
買い物すら禁止されているので、エリアごとに食品が記載されているエクセルシートが配布され、注文すると、地元の役人が配達してくれるそうです。
このあたり中国の徹底力と機動力は見習うべき点がありますよね。
2日に1回買い物に出ていいという頃は、結構老人とかが呑気に外散歩したりしていて十分な対策とはいえなかったので、一切の外出を禁止した、という経緯があります。
一切の外出禁止によって家族以外の接触がほぼなくなり、感染者拡大のリスクが大幅に減少したのではないかと思います。
ただ、外出禁止令が解けて人が動き出せば、ウイルスが広がる可能性もあるので、しばらくは武漢、湖北省の動向を注視する必要がありますね。
上記のような徹底ぶりはちょっと日本では難しいので、とにかく自粛、自衛、予防、に尽きます。仮設病院ができるのも速かったけれど、閉鎖するのも速かった。いかにも中国らしいニュース。ところで中国発の報道に関して物足りないと思うのは、具体的な背景、原因、理由と結果が書いてないこと。湖北省での感染者が急減したのならなぜ急減したのかを知りたい。われわれが感染拡大を阻止するヒントが詰まっているかもしれないのだから。
今回の仮設病院のビルド&スクラップですが、人海戦術の方法は、基本的に朝鮮戦争の頃から一貫して変わっていない。しかし、あの頃はイデオロギーを全面に打ち立てて人民を動員した訳ですが、現代は経済力と総合的な技術力を注ぎ込んで病院の建設解体を実現している、と感じました。人間はそれらに全く付き従って動いている。これまでに見たことのない権力の形を目の当たりにした気がします。