小学校でプログラミング必修化するメリット【エンジニアが徹底解説】
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注目のコメント
んー。。
私は割と懐疑的な方なんですよね。今でも。
もし、プログラミングなりITのスペシャリストを育成する目的であるならば、Windowsマシンなどを用意するより、低スペックなDOSマシンでも用意した方が良いのでは?と思っています。
子供であるほど、こういうの面白いと思います。
足りないから工夫する。容量を工夫する。ステップ数を工夫する。余程優秀なIT人材育つのでは、と考えています。
クリエィティブがパソコン操作かというと、どうなのでしょう。モノを作るプロセス設計、組立なんてのは他の事で学べる。素材に直に触れる手を使った技工技能の方が発想を産む思考は育まれるのではないかと思っています。
プログラミング教育をしても、白紙とペンを渡して好きに絵を描きなさいと言われて描けない子供の数は減らないのではいか、と。
世の中のアイディアや新しい発想は、実際の現場や問題解決などの試行錯誤の中から産まれる方が大半で、天啓の様に降って湧いてくるモノではないと思うんです。
まず実現したい着想がある。
プログラミングなどのITスキルは、あくまでそれらを実現する為のツールの一つでしかありません。
よく、ロジカルシンキングと言葉が1人歩きしていますが、これもプログラミングのそれが全ての様に捉えるのも間違いだと感じます。確かにプログラマはプロセスを細分化し、一つ一つ確認し、実装するといった考え方に慣れ染まります。常に条件の分岐や問題点を想定する。
でも、実際これが世の中との食い違いが結構あるんです。システム案件で経営者の方とお話しをさせて頂くと、必要とする結果が全て。プロセスより、実現したアウトプットに拘る方が多く、寧ろそこからが大事な部分で、システムの中身はどうでも良かったりします。いかに整合性が取れて安全で堅牢なシステムを作ったところで、必要なのはそこではない。求める結果が何を産むかが大事なんですね。
そういった部分で、プログラマ的なロジカルな思考回路とはまた別のロジカルさをお持ちなので、その食い違いで苦労する事も何度もありました。
色々な人が必要なんです。世の中。
リテラシーを高めるという面では必要な教育だとは思いますが、それは何もITに限った事ではない。
世の中社会にとって、情操的な面での教育、近視眼的でない社会を良くする為の人間教育の方が必要性が高まっていると感じています。