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そのビルゲイツ氏がここまで言うということは、やはり、今回は、100年前のスペイン風邪に匹敵する危機なんですね。
↓
以下、別コメント再掲
科学も、医学も、IT技術も発展して、人間はなんでもコントロールできると信じていたかもしれないけれど、やはり、まだあるんですよね、コントロール出来ないものが。
今回のコロナウイルスは、死亡者数こそ1918年のスペイン風邪よりはるかに少ないですが、世界の政治や経済に与える影響は、同じくらいのインパクトがあるかもしれません。
スペイン風邪がWWⅠを終わらせる遠因になったように、今回のコロナウイルスも、今起きている世界的Issuesに影響を与えるような気がします。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QA02.html
その実績と分析能力に基づくこの発言の行間を読むならば、短期の、先進国(自分たち)の、状況ばかりに目を奪われパニックを起こすのではなく、先回りしてインドとアフリカの被害の最小化に努めなければ、数年単位の先を見越した場合に、自分たちを含めた地球規模の被害の総和が大きくなる、と言っているのだろう。
ゲイツ氏はアフリカで新型肺炎が蔓延すれば死者が1000万人にも至る事態を招きかねないと警告していました。
【新型肺炎がアフリカ波及なら死者1000万人も、ゲイツ氏が警告-英紙】
https://newspicks.com/news/4642623
今回も真っ先に行動にうつすところはさすがです!
あとはこのお金をどのように使うのか、使う側の能力が試されます。
アフリカが警戒していた中国からの渡航者でなくイタリア。イタリアは日本と同じように感染が広がっている国なので、アフリカの国々においてイタリアからの渡航者の入国が禁止され、次には日本からの入国も禁止されるかもしれません。
インド、イスラエル、サウジアラビアと日本滞在者の入国を禁止する国は増えているので、日本は支援をする以前に、自国の感染を抑え、他国に感染を広げないように気をつけないといけない側ですね。なんとかおさまって、桜が咲くころには学校もイベントもオフィスも復活して、みんなでお花見できるようになっていることを祈っています。
アフリカのヘルスケアは、ビル・ゲイツ氏にとって、常からメリンダ・ゲイツ財団を通じて重点的に活動を行っている領域です。多くの専門家を抱え規模の大きい予算でやっているのでもう事業だといっていいと思いますね。コロナがアフリカで流行すると、他の課題から優先順位やリソースを移さなければならなくなります。同氏にとってはマーケティングやファンドレイズの意味でも重要な局面であると思います。
「アフリカや南アジアの国々での備えを今支援することにより、命を救うだけではなく、新型ウイルスの世界的な拡大を遅らせることも可能になる」と指摘。中国発の新型ウイルスは現在46カ国に広がっており、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)を引き起こす類似ウイルスよりも阻止がはるかに難しいとした。」
正しい支援をすれば、被害を最小限にできるのでゲイツ氏の行動は素晴らしと思います。