吉野家、P&G出身役員が変えた「牛丼の売り方」
東洋経済オンライン
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注目のコメント
最近だと、丸亀製麺、ケンタッキーがマーケティング視点で復活、という話もありますが、吉野家の好調も劇的ですね。しっかりした商品を作っている前提では、やはりマーケティングが重要。記事のなかでは、人は「○○したい」という「引き出し」をあけて一番手前にあるものを使う、という引き出し理論が面白い。人はさまざまな「引き出し」≒ニーズ・オケージョンを持っている、というのが直感的に分かりやすく恐らく社内にも伝わりやすい良い例えですね
売るための仕組みがてんこ盛りの記事でした。
・リピ率の向上と単価上昇のための仕組み
・顧客に自社をイメージしてもらうための仕組み
・顧客からどう見えるかを意識する
・牛丼屋としての戦いではなく、「食」としての戦いと見る
売上の構成要素として、単価、頻度、客数がありますが、全てにコミットできるのが大手の凄いところ。
資本力と戦略がハマるとこうも効果が出るのかと、関心しきりの記事でした。もっとうまい牛丼を作ろうとか、国産牛肉を使おうとか、ではなく、現状の自社の顧客層と商品を把握し、開拓すべきターゲットを明確にしたうえで商品開発、宣伝戦略を練っていく。というマーケティングのど真ん中。思考自体はシンプルだが、これを実行できたのが素晴らしい。
言うは易し、やるは難し、が世の常。