成城石井はなぜ「売れる」のか、ヒット支えるバイヤーと調理人の凄み
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お惣菜やあまり目にしない商品を見ることができて購買意欲がそそられます。なんだか少し贅沢してる気分になれるお店。
地方の利用者とすると、遠出し買い物行った帰りに寄れて、簡単に調理できそうな、かつ、美味しそうで目にしたことのないモノが良いです。
ABC分析ではわからない「美容」「健康」「安心・安全」「オーガニック」などの考え方を商品化する姿勢は、ヒトの時間や感情に訴求しやすいと思います。食のトレンドってはっきり言ってよく分からない私のような層をワクワクさせるお店でこれからもあってほしいです。スーパーの商品開発でここまで力を入れる企業って中々無いです。基本トレンドに乗る事が多い中で、逆にトレンドを生み出そうと今まで馴染みがない商品を開発し売り切っていく風土は中々真似できないですね。
”肉や魚の売り方も工夫しています。実は今、ブロックの肉や丸ごとの魚は、なかなか売れなくなってきています。そこで考案したのが「レンジアップ総菜」。例えば「1日の2/3の野菜が摂れる!おとめ豚のポン酢ジュレ温しゃぶ」は、生の銘柄豚の豚肉のスライスと新鮮な野菜、そして味付けの自家製ポン酢ジュレがパックに入っていて、レンジで6分半チンするだけで、温かい料理になります。”
こういう惣菜や時短食品は、生協やネットスーパーでも売れ筋商品になってますね。
成城石井は、他のスーパーではなかなか売っていないような食材が売っているので、見ていても楽しいですし、多少高くても購入してしまうところが強みでしょうか。
また、ローソン傘下に入ったことで、さらに調達力と販売力を得て、ますます強力になってきてますね。