スマホ、AIスピーカー…機械に合わせられない人間はもう生き残れない
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機械に人間が合わせられなければ生き残れない…。この議論は行ったり来たりが続いていると思います。少し前は、Google化による人の進化がささやかれ、今度はマインドフルネスやデジタルデトックスがキーワードとなり、現在はトランステックが話題です。
人と技術・機械の進化のインタラクションが連続的に起きる中で、そのときどきに応じて最大限の効果が得られるよう(あるいは不利益にならないよう)、いかに振る舞うかを考えるべきです。
一昔前、タイピングができなければ使い物にならない、なんて言われていました。しかし私もすでにかなり取り入れていますが、音声入力が進化し、タイピングより正確で素早く文字入力ができます。
面白いことに、タイピングで「書きながら文章を組み立てる」スキルと、音声入力で「喋りながら文章を組み立てる」は、驚くほど異なっていて、前者ができるから後者がすんなり対応できるかと言われると、そうではありません。では、タイピングと音声入力、どちらのスキルが優れているかといわれれば、ゴールは同じですのでどちらも同じです。
このように、技術の進化に応じて、人に求められるスキルは変化し続けており、その変化を認識し、自分にとって何が最適なのかを理解しているかどうかが重要だと思います。
人が機械に合わせられなければ人のせい、機械が人に合わせられなければ機械のせいですが、どちらの場合でも、その技術や機械が有用ではないことには変わりないのです。人間が機械に合わせるのも手。
それを当たり前と思わず、新しい分野を切り開くのも手。
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