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これから春休みで海外旅行を計画されている方も多いかもしれません。イタリアを避ければよい、中国や韓国を避ければよい、というのではなく、感染者数の状況は刻一刻と変化しますので、お出かけ前に流行や渡航制限に関して最新の情報を掴むのが重要です。

各国の感染者数の情報については、厚生労働省も日々更新していますので、ご参照ください。ご参考までに、こちらが昨日付のものです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09747.html

また、これはさらに重要なことですが、新型コロナウィルス予防だけに躍起になり、頭でっかちになってはいけません。世界を見渡せば数多くの感染症が現在進行形で存在し、その中には予防接種で防げるものもたくさんあります。お出かけ前には、どのような感染症が流行していて、どの種類の予防接種が必要かを確認することも大切です。

厚生労働省の予防接種情報のページ
https://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html
記事中にある「38歳の男性」は、当初、中国から来た同僚から感染したと思われていたが、その同僚自身が感染していなかったのだ。その後、別の60歳の農業の男性から広がったのではないかという疑いが出て来たのだが、なぜその男性が感染したのかが不明なのだ。いずれにせよ、欧州大陸には多くの国があるが、地続きの大陸だし人間も自由に移動するのだがら、ウィルスにとっては中国と同じである。
イタリア在住の方に聞いた、「つまらない事にゆっくりなイタリアだけど、国民の命がかかった大事な時は動きが早い。」というのが凄く印象に残ってます。
>肺炎に似た症状を持った患者が農業が盛んなロンバルディアのコドーニョ地方にいて、コロナウイルスに感染しているとは一体誰が想像できただろうか

この見解が正しければ、イタリアで爆発的に感染が拡大した原因がまったくわからないということになります。

これが「不運」だとしたら、他の国々でも同じような「不運」による感染拡大が発生する可能性が高いでしょう。

世界的に最大限の警戒が必要であることか、もはや言うまでもありません。
検査数が増えれば感染者数も増えるのは当然のことで、日本でも簡易な検査キットが開発されれば(まだ時間はかかるでしょうが)、感染者数は急増するでしょう。だからといってあわてる必要はなく、無症状の方や、軽症で自分でも気づかないうちに回復した感染者が増えれば、抗体ができている方も増えるので、全体的には沈静化に向かいます。
大切なのは重症化しやすい60代以上の方や持病がある方の感染を防ぐことと、感染しても重症化しないようにすること。そのためには病院に行く必要のない中年層以下の軽症の方が不安にかられて病院に殺到しないこと。さらにそのためには、例えばNPのコメント欄などで不安を煽るようコメントを読んでもあせらないこと。不安を煽るコメントはほとんどが善意に基づくものだけに、規制するのは困難です。
これはメディアリテラシーを鍛えるいいチャンスでもあります。これは大変だ!とかこれは希望がもてる!(27度の白湯が効くとかアオサがいいとか)と思わず飛びつきそうになったら、ちょっと待てよといったん落ち着いてから反応しましょう。騒動が落ち着いたら自分のwebでの行動を振り返ってみるのもいいかもしれません。自分のメディアリテラシーの程度がわかりますよ。
EUは基本的にシェンゲン協定により、人の移動の自由を根本精神に置いている。イタリアから他のEU諸国の感染拡大リスクに対し、欧州がどのような危機管理を見せるかが注目される。
イタリアでも新型コロナウイルスによる感染が広がっているのですね。数は単純比較はできませんが日本より多い。