明治、賞味期限「年月日」から「年月」表示で食品ロス削減へ
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年月日→年月表示がそもそもOKなのか気になって調べたところ、
加工食品品質表示基準では、製造日から賞味期限までの期間が3カ月を超えるものは、「年月表示」が認められているんですね。
食品ロスへの軽減もありますが、物流への負担軽減が期待されます。
小売店へ卸すとき、商品の年月日表示が
1回目荷卸し商品 賞味期限 2020.2.26
2回目荷卸し商品 賞味期限 2020.2.02
では許されなかったものが、年月表示後は
1回目荷卸し商品 賞味期限 2020.2
2回目荷卸し商品 賞味期限 2020.2
となるということ。
物流の観点から見れば、倉庫や管理が1日単位だったものが、月単位で良くなることのメリットは計り知れません。賞味期限の「年月」表示の場合、賞味期限日が月末日でない場合はその前月を賞味期限月として表示するのが原則なので、メーカーが設定する賞味期間が変わらなければむしろ見た目の賞味期限は前倒しになります。
なので賞味期限の設定自体を延長する件と表示とは別の話のはず。
一方で、先入れ先出しに多少の融通を効かせることでの食品ロスの削減には効果を示すかもしれません。