失業が男性のメンタルヘルスに与える影響
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終身雇用がほぼ崩壊ですので、今後ますますクローズアップされる課題だと思います。
失業への不安は転職の流動性だけでなく、ブラック企業であったとしても辞める決断を鈍らせます。それは業績にも本人のメンタルにもマイナス。働き方改革の文脈でも注目に値する内容もあるのではないでしょうか。
ベーシックインカムのような打ち手があれば一気に解決の糸口も見えるんでしょうが、大分先の話にはなりそうですね。「労働者階級の男性の多くは、イメージや自己評価が勤勉さを良しとする倫理観に基づいているため、失業によって大きなスティグマ(不名誉)を抱えてしまう。」
早期退職制度などを活用して自分で選択肢した退職であればまだよいですが、能力と関係のない定年制度やリストラによる失業の場合は、社会からの脱落(見捨てられた)と感じてしまいがち。
特に男性は、一家の大黒柱として見られていた歴史は、成熟国家に到達し、人口減少となるまでは世界中のどこの資本主義国家も同様だと思います。
”金銭”的なベーシックインカムだけではなく、”情報”に受身な情弱と呼ばれる方々に対するセーフティネットを検討していかないと、まさに孤独死しそう。